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好待遇による退職引き止め「カウンターオファー」は受けるべき?
2025年07月14日(月)

退職を申し出た社員に対して、会社が昇給や昇格をはじめとする待遇改善を提案し、翻意を促すことを「カウンターオファー」と言います。
多くの業界で人材不足が続く中、こうした引き止め策は決して少なくありません。
そこで今回は、カウンターオファーを受けた際にどのような点についてよく考え、決断を下すべきなのか、解説していきたいと思います。
会社がカウンターオファーをする理由
理由は主に2つあります。1つめは、その社員が優秀な人材であり、流出を絶対に防ぎたいこと。
もう1つは、新しく社員を雇って同じくらいまで育てるコストを考えると、待遇を上げた方が効率的であること。いずれにしても、その社員が必要とされているからこそのオファーだと言えるでしょう。
カウンターオファーの主な内容
退職理由が明確になっている場合、そこをケアする内容のオファーを会社は提示してきます。待遇に不満を抱いているなら、昇給や昇格といった待遇の改善。育児や介護のため転職・退職を考えているなら、残業のない部署への異動。パチンコ店員の場合、「ホームページやSNSの運用、イベントの企画にたずさわりたい」「正社員登用」といった本人の希望を叶えるなど。「辞められては困る」「考え直してほしい」という言葉だけでなく、具体的な待遇改善の内容が示されていれば、会社側の本気度は高いと言えそうです。
カウンターオファーを受けた際に考えるべきこと
実際にオファーを受けた場合、まず考えなければいけないのは次の2つです。
・そのオファーによって不満は解消されるのか
・退職の取りやめで肩身の狭い思いをすることはないか
満足のいく給与、納得のいく職務やポジションなど、そのオファーを受けることで気持ちを切り替え、「頑張ろう!」と思えるかどうかが一番大切になります。
また、周りの人に転職・退社の相談をしていたり、仲の良い同期に退職することを告げていた場合、「お金のために会社に残った人」といった目で見られる可能性があるでしょう。そのオファーを受けることで本当に高いモチベーションを保って仕事に取り組めるのか、よく考えるようにして下さい。
カウンターオファーを「受ける」際の注意点
オファーの内容に納得し、「受ける」と決めた場合は詳細を詰め、必ず書面に残すことが大事です。「希望が叶うように検討する」「善処する」といった口約束のままだと、会社に残っても「そんなことを言った覚えはない」「検討した結果、無理だった」などとごまかされる可能性があるので要注意。給与なら「いつから、いくらで」、職位なら「いつから、どんなポジションで」、異動なら「いつからどの部署で、どんな業務を」という変更内容を書面にしておきましょう。
カウンターオファーを「断る」際のポイント
優柔不断な態度を取っていると、「押せば何とかなる」と思われかねないため、断ると決めたらキッパリと伝えることが大事です。転職先が決まっているなら、そのことを言いましょう。他の業界・職種にチャレンジすることが退職理由の場合は、給与アップでは気持ちが変わらないことをハッキリと伝えるようにして下さい。
まとめ
退職を考えていても、カウンターオファーという名の好条件を提示されたら心が揺らいでしまうのは仕方のないこと。でも、「魅力的だな」と思っても衝動的に答えを出さず、まずは時間をもらってじっくり考えるようにしましょう。上司がその場しのぎの発言をしていないか、そのオファーによって本当に働く環境が改善されるのか冷静に検討を重ね、転職先候補の業界や会社と比べてみるようにして下さい。
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