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覚えておこう「年収」「所得」「手取り」の意味
2025年10月20日(月)

収入に関しては色んな呼び方があり、それぞれで仕組みが異なっているため、正確に把握していないと会話の際に相手とすれ違いが起きてしまいます。
そこで今回は、「年収」「所得」「手取り」が何を意味しているのか、それぞれの違いについて解説していきたいと思います。
「年収」って何?
年収とは、1月1日から12月31日までの1年間に支払われた総賃金を指します。毎月の給与の他に賞与(ボーナス)なども含んでいて、税金や社会保険料を引く前の金額です。年収は、源泉徴収票では「支払金額」の欄にあたります。
「所得」って何?
所得とは、年収(支払金額)から給与所得控除額を引いた額を指します。事業者の必要経費と同じく、会社員もスーツや靴、仕事道具などが経費として認められており、年収に応じて給与所得控除額が決められているのです。所得は、源泉徴収票では「給与所得控除後の金額」の欄にあたります。
「手取り」って何?
手取りとは、実際に受け取る額を指します。毎月の手取りの場合、給与から所得税や住民税、社会保険料などを引いた金額のことです。会社から従業員の口座に振り込まれる金額が「手取り」だと覚えておけばいいでしょう。手取りは、源泉徴収票では「支払金額」から「源泉徴収税額」と「社会保険料等の金額」を引いた額です。
一般的に手取りは総支給額の75~85%が目安と言われていて、累進課税を採り入れている日本では年収が多いほど手取りが少なくなります。
手取りの目安は次の通り。
・年収300万円 手取り年収…約240万円 手取り月収…約20万円
・年収500万円 手取り年収…約400万円 手取り月収…約33万円
・年収700万円 手取り年収…約532万円 手取り月収…約44万円
・年収1000万円 手取り年収…約730万円 手取り月収…約60万円
「年収」の把握が必要になる状況
クレジットカードやローンの申し込みの際は支払い能力の確認手段として年収情報が求められます。また、転職の際の面接などで希望年収を聞かれ、それをもとにして質問を行う場合もあるでしょう。
「所得」の把握が必要になる状況
所得税や住民税は、所得をもとに算出されます。自身で確定申告をしたことがある人は分かると思いますが、給与所得控除額(必要経費)が多くなるほど所得が減るため、税額が少なくなります。
「手取り」の把握が必要になる状況
家賃、光熱費、食費、交際費、貯蓄などを積み上げて毎月の支出を計算するなど、毎月のお金のやりくりをする際は、手取り額をベースにして収入と支出のバランスを取ることになります。
まとめ
就職・転職の際、待遇面の話をしている時に「月給・月収ベース」で話しているのか、「手取りベース」で話しているのか、意志の疎通ができていなければ、入社後に「話が違う!」と驚いてしまうことになりかねません。基本的に手取りベースで話す場合は少なく、年収で話を進めることが多いとは思いますが、まずは「年収」「所得」「手取り」の違いをしっかりと理解しておくことが大事です。
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