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面接前に確認しておきたい正しい敬語とNG例
2025年06月09日(月)

敬語が苦手という人は少なくありません。特に就職面接やビジネスにおける電話や会合など、緊張しがちな場面では使い方を間違ったり、言葉が出てこなくなったりすることもあるでしょう。
そこで今回は、面接での受け答えの例を挙げ、正しい敬語とNGパターンを解説していきたいと思います。
尊敬語”と“謙譲語”を正しく使い分けよう
敬語は一つではなく、尊敬語、謙譲語、丁寧語があります。
尊敬語は、目上の人を敬う表現です。謙譲語は、へりくだる(自分の立場を下げる)ことで、相手を立てる表現です。
丁寧語は、語尾に「です」「ます」を付けるなど、相手を問わずに使う丁寧な表現のこと。まずは尊敬語と謙譲語をしっかりと使い分けられるようになりましょう。
面接前に身につけたい正しい敬語とNG例
【1】面接官「履歴書をお持ちいただけましたか?」
NG例:はい、こちらが履歴書になります
正解:はい、こちらが履歴書です
「なります」は変化を表す言葉なので不適。「〇〇です」と言い切るのが正解。
【2】面接官「弊社のホームページは見たことがありますか?」
NG:何度も拝見させていただきました。
正解:何度も拝見しました。
「させていただく」は相手の許可を得た上での行動や相手に良い影響を与えるときに使う言葉なので、相手の許可は関係なく自発的に行動する場合には使わない。
【3】面接官「弊社の企業理念をどのようにとらえていますか?」
NG例:社長様がおっしゃるように~
正解:〇〇社長がおっしゃるように
「社長」が敬語なので、そこに「様」を付けるのは二重敬語になるので間違い。
【4】面接官「結果は追って連絡します」
NG例:分かりました
正解:承知しました
丁寧語の「分かりました」も間違いではないが、謙譲語を使うのが正解。
二重敬語や“ら抜き言葉”“い抜き言葉”にも注意
面接の際に犯しがちなミスは、尊敬語と謙譲語の間違いや、「丁寧に話さなければ」と考えることで二重敬語になってしまうこと。
他にも、“ら抜き言葉”や抜き“い抜き言葉”にも注意しましょう。
質問【5】:自身の長所は何ですか?
NG例:自分を客観的に見れるところです
正解:自分を客観的に見られるところです
ら抜き言葉になっていて、雑な印象を与える。
質問【6】:日課はありますか?
NG例:毎朝、本を少しずつ読んでます
正解:毎朝、本を少しずつ読んでおります。
典型的な、い抜き言葉。
さらには、“さ入れ言葉”も避けたい言葉遣いの一つです。
質問【7】:転勤にも対応できますか?
NG例:はい、どこへでも行かさせていただきます
正解:はい、どこへでも行かせていただきます
「メールを送らさせていただきます」「〇〇を手伝わさせていただきます」なども避けるべきフレーズ。
接客の際に注意した言葉遣い
最近では多くの人が使うようになっていても、日本語的には間違いなので避けるべき言い方があります。たとえば、次のようなもの。
お客様の意志を確認する場合【1】
NG例:〇〇でよろしかったでしょうか?
正解:〇〇でよろしいでしょうか?
「よろしかった」は過去形。今のこと、今からのことを表現する場合には使わない。
お客様の意志を確認する場合【2】
NG例:どちらにいたしますか?
正解:どちらになさいますか?
「いたす」は「する」の謙譲語なので相手に対しては使わない。
まとめ
正しい敬語を使えないと、基本的マナーや一般常識が身についていないと思われてしまいます。特に面接で何度もミスをすると、印象が悪くなるのを避けることはできません。なので、自然と正しい敬語が口から出てくるようになるまで、日頃から敬語の練習だと思って年上の人とコミュニケーションを取るといいでしょう。
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